事業案内

オレンジノートの使い方

2008 (H20) 年度
厚生労働省障害者保健福祉推進事業【障害者自立支援調査研究プロジェクト】
医療機関や社会復帰施設が精神障害者の
緊急対応を行いやすくするための研究

“オレンジノート”は、厚生労働省障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援研究プロジェクト)「精神科の緊急対応を行いやすくするための研究」の一環として、メンタルケア協議会が作成したものです。
今回試作したオレンジノートは、東京都版です。都内にお住まいの方に試しにお使い頂きたいと思います。

「精神科の救急医療」や「からだの病気の治療」を受けるときには、“これまでの治療内容”や“体に合わない薬”などの情報を伝える必要があります。でも、とっさには、うまく伝えられないものです。

このオレンジノートに大切な情報を記入し、お薬手帳と一緒に持っていけば、急な診察の場面でも必要な情報を正確に伝えられます。

このオレンジノートは、実際に使った方から使い勝手をお聞きして、改良を加えながら、ほんとうに役立つものにしていかなければなりません。ですから、できるだけたくさんの方のご意見をうかがいたいと考えています。

オレンジノートの目的をご理解の上、どうぞ、試しに使ってみて下さい。そしてご意見をお寄せ下さい。

使い方

1. 自分や家族で書けるところを書いてみよう

Q. 全部書かなければいけないの?

A. 書きたくないことは書かなくてもよいのです。

2. 主治医の先生に書いてもらおう

Q. お金がかかるの?

A. 無料で書いてもらえます。

3. 不安定になるときのパターンや対処法を考えよう

4. 困ったときに相談できるところを調べよう

このノートには個人情報がたくさん記入されます。なくさないよう用心してください。普段は鍵のかかる引き出しなどにしまっておくことをお勧めします。